「炭水化物を抜けば痩せる」と思い込んでいませんか。
紗栄子さんが公表しているのは、炭水化物を完全にゼロにしない食べ方です。
タレント業に加え、実業家や牧場経営者としても知られる紗栄子さんは、体づくりについてメディアで発言する機会が多い人物です。
この記事では、白砂糖と主食の糖質の違い、食べないダイエットが代謝を落とす仕組みを整理します。
紗栄子が公表する「炭水化物を抜かない」食べ方
紗栄子さんは、メディアのインタビューでダイエットのNG行動について語っています。
「食べない、食べない」を続けると、みるみる代謝が落ちていくと指摘しています。
そのうえで、タンパク質と炭水化物はきちんと摂ったほうがいいと述べています。
炭水化物をまったく摂らないダイエットは続かないため、避けているとのことです。
ただし、糖質なら何でもいいわけではありません。
白砂糖のような精製された糖質は控える一方、お米の炭水化物は問題ないという線引きを公表しています。
食べる量そのものを減らすのではなく、何を選ぶかで調整する考え方です。
同じ「量ではなく質を変える」発想は、後藤真希さんの体型キープ術でも語られており、無理な我慢を減らすという点で共通しています。
紗栄子さんが使う「筋肉貯金」という言葉も印象的です。
貯金のように、日々の食事でタンパク質と炭水化物をコツコツ積み立てておく発想だと捉えると分かりやすいかもしれません。
一気に増やそうとするより、毎日の食事で少しずつ土台を作るイメージに近いといえます。
食べないダイエットが代謝を落とす仕組み
食事量を極端に減らすと、体はエネルギー不足を筋肉の分解で補おうとすることがあります。
筋肉は基礎代謝を支える組織のひとつです。
筋肉量が落ちれば、同じ食事量でも消費されるエネルギーは減っていきます。
紗栄子さんが言う「筋肉貯金」という言葉は、この仕組みを裏返した発想だと考えられます。
日々の食事でタンパク質と適量の炭水化物を摂り、筋肉を落とさないようにする。
それが、結果的にリバウンドしにくい体につながるという考え方です。
基礎代謝と食欲ホルモンの関係については、痩せやすい体の作り方 完全ガイドでも詳しく解説しています。
さらに、食事をとること自体にもエネルギーを使っている点は見落とされがちです。
消化・吸収の過程で体が熱を作り出す働きは食事誘発性熱産生と呼ばれ、1日のエネルギー消費のうち一定の割合を占めるといわれています。
極端に食べる量を減らすと、この消費分も一緒に小さくなってしまう可能性があります。
つまり「食べないこと」自体が、消費エネルギーを減らす方向に働くこともあるということです。
白砂糖と主食の糖質、何が違うのか
同じ「糖質」でも、体への影響の出方は一様ではないといわれています。
白砂糖のような精製された糖質は、消化吸収が速く血糖値を急激に上げやすい性質があります。
一方でお米などのでんぷん質は、消化に時間がかかり、比較的ゆるやかに吸収されるとされています。
血糖値が急に上がって急に下がると、その反動で空腹感が強くなりやすいとも考えられています。
紗栄子さんが精製された糖質だけを控えているのは、この違いを踏まえた選び方といえそうです。
炭水化物をひとまとめに「悪者」にするのではなく、種類で線引きする発想です。
食べる順番でも血糖値の上がり方は変わる
糖質の種類だけでなく、食べる順番も血糖値の上がり方に関わるとされています。
野菜やタンパク質を先に、主食を後に食べる、いわゆるベジファーストと呼ばれる食べ方は、血糖値の急上昇を抑える工夫としてよく知られています。
同じ量の主食を食べるにしても、白いご飯だけを一気にかき込むのと、副菜から順番に箸をつけるのとでは、体への負担の出方が違うと考えられています。
紗栄子さんの公表情報に食べる順番への直接の言及はありませんが、糖質の種類を選ぶ工夫と組み合わせやすい考え方です。
我慢よりも質を変える。今日からできる工夫
まず、主食の量をゼロにするのではなく、適量を残すところから始めてみてください。
白いご飯を、玄米や雑穀米に置き換えるのもひとつの方法です。
主食を単体で食べるのではなく、タンパク質や野菜と一緒に摂ると、血糖値の急上昇を抑えやすくなるといわれています。
間食で甘いお菓子が欲しくなったときは、ナッツや無糖のヨーグルトなど、精製された糖質が少ないものに置き換える工夫もできます。
外食が続くときは、丼ものより定食スタイルを選ぶだけでも、主食の量とタンパク質・野菜のバランスが整いやすくなります。
すべてを一度に変える必要はありません。
まずは1日1食、主食の質か食べる順番のどちらかひとつを見直すところから始めてみてください。
大切なのは、一度に完璧を目指さないことです。
自分の食べ方の傾向が気になる人は、1分でできる痩せ体質度診断で今のタイプを確認してみるのもおすすめです。
つまずきやすいポイントとよくある誤解
「炭水化物は太る」という思い込みは根強いものです。
しかし、太りやすさに関わるのは炭水化物そのものというより、量と質、そして食べ合わせだといわれています。
もうひとつのつまずきが、我慢を重ねた反動で一気に食べてしまうことです。
我慢を減らし、質を変えることに意識を向けたほうが、長く続けやすいと考えられています。
また、体重が数日で減らないからといって、すぐに方法を変えてしまうのもよくあるつまずきです。
食べ方の見直しによる変化は、数日ではなく数週間単位で少しずつ表れるといわれています。
短期間で結果が出ないことに焦らず、まずは2〜3週間続けてから体調や体の変化を振り返るくらいの心づもりでいるほうが、無理なく続けやすくなります。
紗栄子さんは食事だけでなく、インナーケアの視点からも体づくりを公表しています。
紗栄子の腸活。酵素とプレバイオティクスで整えるインナーケアでは、その内側からのケアについて詳しく紹介しています。
体調に異変を感じた場合は、自己判断を続けず、早めに専門家へ相談することも忘れないでください。
まとめ
紗栄子さんが公表している食べ方は、炭水化物を敵にせず、白砂糖などの精製された糖質だけを控えるというものでした。
食べないダイエットは、筋肉の分解を通じて基礎代謝を落とす可能性があるといわれています。
白砂糖と主食の糖質の違い、食べる順番、タンパク質との組み合わせ。
ひとつずつは小さな工夫でも、積み重なると食べ方全体の質を底上げしてくれます。
我慢を増やすより、何を選ぶかという質を変える。
今日の一食から、無理なく試せる範囲で見直してみてはいかがでしょうか。



